先日、あいパルにて、防災講習会・HUG体験会(避難所運営ゲーム)に参加しました。
3年前の台風19号のとき、私も町会役員として避難所に行きましたが、皆さんが初めてのことで、戸惑いと不安と安堵が入り交じった雰囲気の中、運営側担当者のご苦労を垣間見ました。
スムーズな避難所運営となるには、日頃の体験・訓練が必要であり、毅然とした態度で管理できる責任者が必要だと感じています。
そこで体験した今回のHUG。
15秒に1回次々と、避難者が来たり、アクシデントが起こったり、災害本部から連絡が来たり、バタバタの中での落ち着かない約1時間のHUG体験となりました。
避難者については、普通の方や心身が不自由な方、けがをした方、さまざまなぺっとをつれた方、外国からの旅行者がいたり、トイレが使えない等の制限の中、いかにスムーズに運営するのか、ほんとに冷静で的確な判断が必要です。
当然、今回の1回の体験だけで満足できるものではありません。反省・考察して、次の準備を行い、何度も経験しないと、臨機応変に対応できる良き運営者となることはできないでしょう。
しかしながら、一般の皆さんが1回でも、このHUG体験に参加し、大変さを感じるだけでも、有事の時の協力体制が醸し出されるのではないかと思います。
戸田市防災会の皆さん、ご指導ありがとうございました。
今後も、より多くの方が体験して、災害に備えることができますよう期待します。